常日頃から
無人航空機を安全に運行するためには、常日頃からなにをするべきなのかを説明をさせていただきます。ここからは、どのようなことをするのかを以下を参照してください。
- 特定飛行を行う場合には飛行前点検などの日常点検に加えて、無人航空機を安全に飛行させることができるよう、メーカーの取扱説明書に従って、定期的に機体の点検・整備を実施し、早めの部品交換など万全の状態を心がけましょう。
- 飛行日誌による飛行、点検及び整備状況の記録は、飛行の不具合があった場合の原因を特定することなどに活用できますので、義務である特定飛行以外でも飛行日誌による記録をするように努めましょう。
- 飛行中、突風等により操縦が困難になること、又は予期せぬ機体故障等が発生する場合があります。このため、不測の事態を想定した操縦練習を行うなど、日ごろから技量保持に努めましょう。
- 安全に留意して無人航空機を飛行させても、不測の事態等により人の身体や財産に損害を与えてしまう可能性があります。このような事態に備え、保険に加入しておくことを推薦します。万が一事故が発生した場合には、責任関係が複雑化し被害者が賠償義務者の過失を立証することが困難であることも想定されるため、加入される保険は、被害者に対し十分な補償ができ、かつ速やかに被害者が救済される保険であることが望ましいです。
- 無人航空機が墜落した場合、地上の人又は物件に被害を与えるだけではなく、火災を引き起こす可能性があります。火災発生時の初期消火への備えとして、無人航空機に搭載する燃料や電池の種類、火災の種別等に応じた消火器などを準備・携行するなど、緊急時には、操縦者と補助者が適切に対処できる体制を構築してください。また、墜落した場合には、被害の軽減に努めるとともに、必要に応じ警察・消防等の関係機関に連絡しましょう。
まとめ
ドローンは非常に繊細な機械になります。飛ばしたいときだけに、確認してるだけでは安全に飛ばせません。日ごろから整備などをしっかりするようにしましょう。ドローン免許の取得を目指している方は、講習時に整備などの重要さについて学び、理解するようになると思います。
